放課後のサブリナ 
by 実川俊晴
作詞・作曲・編曲:実川俊晴

前半
後半

これはあんしんパパの製作の前だったと思います、誰か他のアーティストの為のプレゼンの一環だったはず
とりあえず僕の声で普通に唄ったものです、1991年。
ところが提出したデモテープ(当時使用していたメディアはカセットテープだったかな)がボツになり、
ほどなく製作が始まったあんしんパパのアルバムに急に入れることになったのです。
このデモの僕の唄い方は関係者に分かり易くという配慮から丁寧に、クセを出し過ぎず、淡々としたものです
もしも自分の歌として録音するのならもっと表情を出していたはず…かな。
そしてあんしんパパ用の時は、また違った唄い方で(1/2のスピードだから当然ですが)録音しました。
けれど、今このデモを聴くと素朴でいい感じですね(自分で言うのは何ですが;笑;)。
そういえば当時業界の誰かに「他人に唄わせるより自分で唄った方が良いのでは」と言われた気がします。
(結局僕は自分の歌にはせず、あんしんパパの歌にしちゃったのですが。)
ひょんなことから、倉庫の奥から出て来たDAT(デジタルオーディオテープ)に入っていました。
2014に同じこのテイクをあんしんグランパパとしても配置しました→[シャドー]コーナー

1)バス停に 列んでる スズメたちの中で
  君だけが ぼんやりと 遠くを見ていた
  悩み事が ありそうで 心配だったけれど
  翌日の授業中 横顔を見れば
  いつもと変わらぬ 君だった
  女の娘は よくわからない

   放課後のサブリナ 目立たなかった君が
   麗しのサブリナ 気になるなんて

2)駅前のスーパーで 君を見かけたのに(あんしんパパは「見かけたけど」
  大人びたまなざしに 気後れしたのサ(同「気後れしたんだ」
  『もうひとりの君がいた‥‥』 頭から離れない  
  月曜の昼休み おどけてる君は
  みんなと変わらぬ 高校生
  女の娘は よくわからない

   休日のサブリナ 目立たなかった君が
   麗しのサブリナ  気になるなんて

  進学と就職で 分かれてからは
  心を閉ざして いたけれど
  クラス会が 決め手になった

   放課後のサブリナ 目立たなかった君が
   麗しのサブリナ 見違えるほどさ

   卒業後のサブリナ 平凡だった君が
   麗しのサブリナ きれいになったよよ