傷だらけのカウボーイ 
by 生田啓太郎
作詞:実川俊 作曲:西木栄二 編曲:武部聡志

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新日本プロレス時代のスタンハンセンを歌ったテーマソング
日本コロムビア 1981発売 「新日本プロレス創立10周年記念盤 ザ・レスラー」
ジャイアント馬場の入場テーマ曲を発売した直後の仕事、制作会社は知らずに僕にオファーを。
後日、嫌みを言われました。「全日本と新日本の両方だなんて、節操の無い人だ」と。
実は当時僕はあまりプロレス業界のことは詳しくなかったのでした(汗;)
ともあれ、珍しい作詞だけの仕事 西木君の作曲したメロに後から詞を乗せました。
スタンハンセンのどこか淋しげな雰囲気が出てると思いませんか。
参考サイト

揺られ揺られ ひとり
追っ手から 逃がれ
ひと気のない 町の入り口
男は 立ち止まる

つむじ風が風が 唄う
呪われた 歌を
ならず者に 明日はないのサ
男は うなずいた

(*)傷だらけの 夕陽が沈む
  血に染まった 物語
  穴のあいた 心をいやす すべもなくて
  空を仰ぎ見る お前は カウボーイ

揺られ揺られ ひとり
死の谷を越えて
うらさびれた 町の酒場で
男は ひと暴れ

罪を ひとつふたつ 重ね
旅は 果てしない
牛の群れを 追っていたのは
はるか 昔のこと

(*)

父や母を 想い出しても
冷たく 笑うだけ
穴のあいた 心をいやす
すべもなくて
空を仰ぎ見る お前はカウボーイ