Real River Music Logo

 引き出しの中のジグソーピース  S1939
S1939...アコギの軽いシャッフル

アコースティック・ギターといっても勿論「打ち込み」だ
特別な奏法(ハンマリング・ハーモニックス等々)はほとんどしていない
今のところ、この程度のフレーズはいくらでも打ち込み可能
これを実際の曲にするとなると
細かい様々な奏法を取り入れたくなる
そうすると打ち込み作業が俄然面倒臭くなる(汗;)

ギター系は打ち込みより、やはり生演奏録音に限る、とは思う...
が、しかし
あえて僕は全て打ち込みに徹底している

理由その1:現在の僕のスタンスは普通のミュージシャンではなく(汗;)、
      オタッキーな(笑;)DTM専門ミュージシャンだから
理由その2:後でいくらでも書き換え(編集)可能なデジタルデータを残したいから

スマホやタブレットでSoundCloudをインストールしてない人は画面↓の「Listen in browser」をクリックして下さい


ただ、理由その2は困った問題がある
パソコンのプラットフォームや音源ソフト類が時代によって
変化(更新)してしまい古いデータが開けなくなることがある
6,7年以上前のデータは完全には元の形で開けないことが多い

大昔(1980年代)シーケンサー専用機で製作した数々の途中作品は
いまや幻と化してしまった
アナログ(のちにデジタルの初期も同じ)マルチ・テープに同期信号を録音し
シーケンサーと同期させていた時代が懐かしい
ましてその前のアナログ2chテープに一発録音していた時代など
ほんとにあったのか信じられないほどだ

いずれにしても2,30年前の作りかけ作品は
小まめに音声トラックにして残しておけばよかったのだが、ついつい面倒だし、
たとえば、ギター、ベース、スネアドラム、シンバル...Vocal1,2,3...等々
単独音声トラックにするということは当時は膨大な保存容量が必要
実際30分のDATテープに1曲のマルチ音声トラック全てが入り切らないことしばしば(汗;)
(同業者によってはしっかり全て音声トラックにして保存してる人もいる、偉いもんだ)

当時使っていたたくさんのMIDI音源もいまは一つも残っていない
周囲のラックには綺麗さっぱり何も無いと言って良い
昔は椅子の周り360°仰々しくて威圧感さえあり、
引っ越しとか大掃除がそりゃもう大変だった(笑;)

現在パソコン以外で使用している周辺機器はヴォーカル録音用一式(マイクプリ、ミキサー等)と
DigiTech「Studio Vocalist」という一種のハーモナイザー(MIDI対応)1台
後者は最近はパソコンプラグインソフトでかなり賄えているのでこの2年ほど使っていない

要するにパソコン(含む:保存用ハードディスク)ひとつあれば良い
生演奏録音は製作する時に環境作りが大変
ただVocalだけは僕の生歌唱録音なので作業的には面倒であるが...
まさかボカロは使いたくないのでしかたがないス。

ということでこの頃は1年の1/3を群馬県(草津町)のボロマンションの1室で作業をしている
昔では考えられないね
デジタル様様(サマサマ)! インターネット様様(サマサマ)!
だ。





copyrights by Toshiharu Jitsukawa